文化祭での英語での発表

今年の文化祭では、3年生の発表の1つに英語で国際交流の発表を行った。正確には、私が提案して去年まで行っていた日本語での発表を英語でしますと提案した。

多くの学校ではないと思うが、一部の学校での文化祭では、英語のスピーチなどがある。各学年でスピーチコンテストなどを実施し、その代表者が英語でレシテーション(暗唱)などを行うなど、学校での授業の成果を発揮できる場が存在している。私の勤務校ではそれがなかったため、またせっかく2年生時にアメリカに行く生徒が数名存在するため、このプレゼンテーションを行うことはスムーズに提案し、企画が通すことができた。

内容は、パワーポイントに写真を載せ、文章を見ずに英語で各テーマについて英語で説明を行うというレシテーションに近い内容である。違うのは、暗記というのではなく、写真を説明するのに、特に正確ではなくてもいいから、アドリブでも国際交流の内容を聴いている生徒や保護者にわかりやすく伝えるということである。

5名の生徒は、「なんで今年から英語?」「聞いてないよ」と文句をいいつつも、なんとか本番で上手に発表することができていた。何をするにも、1年目というのは教師にとっても、生徒にとっても大変なものだと思う。だが、今年の発表を聞いた国際交流に参加する2年生は、来年度の文化祭では今年のように発表するのが当たり前だと思ったり、来年このような先輩のように発表したいと思ってくれたりすると思う。また、1年生は、発表が英語でわからなくても、国際交流の内容が写真でなんとなく理解でき、自分も国際交流に参加したいと思ってくれたのではないかと思う。

自分にとっても、今年の文化祭は充実したものになったと感じている。発表してくれた5人のみんな、ありがとう! ぜひ今年始めての企画を成功させたことを自信に、英語やプレゼンテーションの経験を将来活かしてください!