日記 今年度の英語授業チャレンジ 教科書CD購入

新年度が始まった。今年度は持ち授業数が多く、忙しくなりそうですね。
とりあえず、昨年度は3年生を担当していたので、また新たな気持ちで頑張っていこうと思います。

今年度は、教科書CDを生徒全員に家で聴いてもらうべく、購入を決断しました。他の英語教員の反対(?)や同意を完全に得られたわけではなかったと思いますが、なんとか購入に踏み切ることができました。

英語は教科書が読めなくなってしまったら授業についていくことが難しいのは言うまでもない。ということは、CDがなかったら授業で読めるようにしない限り、家で復習することができなくなってしまう。さらにリスニングを家で取り組もうと思ったら、CDがなければできない。これは、現在の英語教育の大きな問題点の1つだと思う。

ちまたの本屋にCD付きの学習本が溢れているこの時代に、中学校の英語教科書にCDは別売りである。そして、毎年そのCDを注文させるべく封筒を渡しても、購入する生徒は全校生徒の3%ぐらいのものだろうか。これでは、英語の力を伸ばすことは難しい。

もちろん購入させることは賛否両論あるだろうが、今後はぜひ国が思い切って生徒全員にデータなりCDなりで音源を提供するぐらいのことをして欲しいと思う。英語が苦手にならないように、またたとえ苦手であっても、家でやる気のある生徒には英語を聴ける環境を整えてあげたいと思う。