実用性の高いアンケートの必要性について

今年、全国英語教育学会の紀要を書いて先程提出しました。
中身は、実用性の高い調査紙が必要だという内容です。

中部の学会で、エビデンスの話が出たのもあるが、もともとアンケートの良しあしについてはとても興味があった。アンケートってやろうとしてもなかなかできない。もちろんやってみることはできるけど、それが研究的に見てどうなの?っていうのは常につきまとう。

研究であれば、ある程度ましな調査紙を作ったり、論文読んで他の人の真似をして調査紙を作るだろうけど、では現場レベルではどうかっていう話…

自分が見てきた経験から言えば、すごいやばい(悪い意味でw)

といっても自分の作るものが言いということではないが、誘導的な印象をもつ項目もあるし、思いつきで項目を増やしていたり、「1番〇〇なものを選んで」とかで選んで、それを報告しているだけとか…

今回の調査紙は、自己決定理論に基づく動機づけの質問紙を作ってみたものだけれど、今回の研究が良いわけではないが、今後調査紙の実用性の重要性の議論はぜひもっと活発になってほしい。

現場レベルでもっと使いやすく、また価値のあるアンケート調査が増えて、その結果が研究に生かされるようなサイクルができればと切に願う今日この頃の自分です。